The Outpost

前哨

Shrface Headphones2を買った

仕事でTeams会議をよくするので、会議用にSurface Headphones 2を買った。

www.microsoft.com

経緯

コロナの影響で「自席でのTeams会議を推奨する」として、会社からヘッドセットが支給された。 約2000円のものだが、マイクの音質はいい。指向性もある。

ただ、1時間もつけていると耳が痛くなるのだ。 結局家にあったUSB DACを刺して、iPtoneのイヤホン+ヘッドセットのマイクだけ使う…というスタイルで会議していた。 しかしこのスタイル、問題がある。

  1. 接続が煩雑
  2. ケーブルが邪魔
  3. 話しかけられる

会議をするには、3.5mmピンジャックとUSB DACを接続しなければならない。2つのものをPCに刺さなければならないのは単純に面倒だし、ケーブルが邪魔だ。そして話しかけられるのが大変鬱陶しい。iPhoneのイヤホンでは、「邪魔するなアピール」が足りないのだ。

なぜSurface Headphones 2か?

  1. 装着していることがわかること
  2. マイクがついていること
  3. ワイヤレス、かつUSBポートを塞がないこと

という条件でヘッドセットを探してみたが、なかなかいい製品に巡り会えなかった。 まずは1.の条件を満たすために目立つゲーミングヘッドセットで調べていたが、どうにもよくない。 マイクの音質や指向性がイマイチだったり、USBポートを塞いでしまったり。 結局、ゲーミングヘッドセットで唯一3つの条件を満たすのはコイツだけだった。

www2.razer.com

目立つ……が、そうじゃない。少なくとも会社で装着していいデザインではない*1。 切り口を変えて、普通のヘッドホンにマイクがついているものはないか? いや、そもそもMicrosoftってヘッドホン作ってたよな?Teamsと相性バッチリなんじゃないか?

と思ってSurface Headphones 2を買ってみた。 Surface Headphones 2にたどり着いてからはわりと早めに決断した。Surfaceの名を冠しているのだから、コロナ後にMicrosoftのコミュニケーション製品の主軸となったTeamsで使うのに最適なデバイスに違いないという期待もあった。

評価

web会議用ならイチオシの製品。

  1. マイクが自分の声だけしっかり拾う
  2. Bluetoothなので接続が楽、スマートフォンもOK
  3. ほどよい装着感

特に驚いたのはマイクの音質。会議相手に聞いてみたが、周囲のガヤガヤ音は聞こえず俺の声だけがはっきり聞こえているようだ。Bluetoothなので接続も楽ちん。PCとiPhoneにペアリングしている場合、PCが起動してくるとPCに接続が切り替わるのもうれしい。イヤーパッドも柔らかく、上部のフレーム部分も中が空洞になっているのかほどよく柔らかい。さすがに2時間3時間とつけていると疲れてくるが、それは物がずっと頭に乗っているのだから仕方ないだろう。ノイズキャンセリング機能もあるが、正直会社で会議するときは「あれば嬉しい」程度だ。

音楽は低音がかなり(強すぎると思えるほど)強調されている。会議の声を聞くほうを重視しているからかもしれない。アプリで設定するイコライザーもあるようだが、まだ触ってはいない。

ケースがついているので、持ち運びもしやすい。この記事はカフェにPCとSurface Headphones 2を持ち込んで書いているが、落としたりして傷がついたりする心配はあまりない。

充電は最大18時間。USB type-Cで充電する。充電が切れても3.5mmピンジャックで接続すれば使えるのも嬉しい。

ちょっと質のいい会議用デバイスが欲しい場合にオススメ。総合力高めといった感じ。

*1:いや、家でもよくないとは思うが