Windowsには仮想デスクトップ機能がある。Ctrl+Win+Dで新しい仮想デスクトップを作成し、Win+←→で切り替えることができる。そう。起動したてのような、ウインドウがなにもないキレイなデスクトップだ。
…が、この仮想デスクトップ、一工夫しないと仕事で使うには今ひとつだ。
なにが問題か?
仕事でOfficeを使うことが多いのだが、これがとんでもない挙動をするのだ。
仮想デスクトップ1で、ある案件Aの資料を見ていたとしよう。そこで別の案件Bの資料が間違っていることがわかった。よし!仮想デスクトップ2に切り替えて、案件BのExcelを開くぞ!
Excelは起動した。仮想デスクトップ1で。俺はWin+Tabを押して、案件BのExcelウインドウを探して右クリックし、仮想デスクトップ2に切り替える。
効率化のためにやっているはずなのに、起動が煩雑すぎる。これでは本来の機能を満たせていないではないか。OutlookやPowerpointも同様の挙動をするが、せめて頻繁に開いたり閉じたりするExcelやAcrobatだけでもなんとかしたい。
別の仮想デスクトップに引きずられなくする方法
アプリを別プロセスで起動させればよい。
一度別プロセスで起動させれば、ウインドウを開いている間は関連付けから開いても別の仮想デスクトップに引きずられることはない。これなら使い物になるだろう。
Excelを別プロセスで起動させる
excel -x
これだ。これをお好みの方法で起動すればよい。-xを追記したショートカットを作ってデスクトップに置いてもいいし、ランチャーに放り込んでもいい。
Adobe Readerも別プロセスで起動させる
acrobat /n
こいつも お好みの方法で起動すればよい。
ショートカットに書くならこんな感じ。
これでしばらく使ってみよう。