エアコンを買った。
新築で当然エアコンは付いていなかったが、12月末入居ということもあり床暖とオイルヒーターで問題なく過ごせていた。しかしさすがに暑くなる前に、と思って買いに行ったのが3月末。
安い買い物ではないのでポイントのためにビックで買いたいところだが、まずは相見積もりを取る。近所の家電量販店に行って家の間取りを伝え、スペックとだいたいの価格を見る。次に本命のビックと競合しているであろうヤマダで価格交渉ついでに詳細を聞く。かなり詳しいようで色々と教えて(語って)くれた。
曰く、メーカーによって得意な分野が違うらしい。風を遠くに飛ばすのが得意か、人を見てインテリジェントに飛ばすのが得意か。また、新製品が出る前の時期はたしかに安価だが、かわりに選択肢に乏しいらしい。ある程度選択したい場合は、新製品の時期に合わせて行くといいだろう。もっとも、同価格帯であればメーカーで著しく差がつくわけでもなさそうなので、メーカーの好みで決めてもいいのかもしれないが。結局我が家は長方形の部屋が多いため、飛ばすのが得意なダイキンにした。空調機のメーカーということで、長持ちしたりしたらいいなと思っている。所詮イメージだが。
なにやらシャープはスマート家電的なものを標準装備しているようだが、エアコンとスマートフォンはライフサイクルが違いすぎる。5年後ですらどうなっているかもわからないような機能に期待するよりは、スマート家電リモコンのようなもっとローレベルなところで動作するものを使ったほうがいいだろう。自動おそうじ機能も正直そこまで期待できるものではなく、稼動部が増えるということは問題が発生する箇所が増えるほうが面倒ではないかと思う。
また、家の気密は建ててから時間がたつとだんだん落ちてくるので、10年後とかに買うときは畳数をアップグレードしたほうがいいとのこと。ほんとかよ。
そして最終的にビックへ。今回買ったのは合計４台。ビックは決算明けだったが、競合店の価格を出して(かなりの)値引きを引き出せた。期末期初どちらが値引きが強いのかはわからないが、量販店でまとめて買うときはやはり相見積もりが強い。
エアコンの取付けもつつがなく終了。雑談がてらに色々聞いたが、天板を冷やしても室外機に日除けをつけてもあまり意味はないらしい。室外機の製造時期やグレードも関係あるのかもしれないが、俺の買ったやつはそうらしい。ちなみにクルマのラジエータに塗る塗料を塗ると熱交換がよくなるらしいが、俺はそんな機材は持ってはいない。みんな色々やるんだなあ。
