2014年からabrAsusの薄いマネークリップと小銭入れ、カード入れを使っていた。ミニマルな感じでかなり気に入っていたのだが、さらなる高みを目指してabrAsusの薄い財布を購入した。
薄い財布 abrAsus ブッテーロレザーエディション キャメル
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ファーストインプレッション
薄いマネークリップより分厚いのは仕方ないが、財布でこの厚さ、サイズは驚異的。Amazonのレビューを見ると糊が付いてしまっていたり糸がほつれてしまっているものがあるようだったが、幸いそういったことはなかった。
よかった部分
予想通りの薄さ。そしてカードの収納枚数が2枚から倍の4枚になった。5枚入れようと思えば入るが、抵抗が少し強い。使い込んでいくと伸びてきて丁度よくなるかもしれない。少量とはいえ小銭も入って、この大きさの財布はなかなかないだろう。
そしてイタリアンレザー版にしたため、手触りも質感も申し分がない。普通のバージョンと比べると3000円ほど高かったが、この手触りと質感なら納得できる。俺は傷も味のうちという大雑把なタイプなので、手入れしつつ使っていきたい。
気になる部分
小銭入れは慣れるまで試行錯誤が必要。慣れていないからか、挟むのにかなり手間取るというか、諦めてしまうレベル。そして小銭を入れすぎると閉まりが悪くなる。また、札を角のポケットに挟まないと、畳んだ時にはみ出てきてボタンを止める邪魔になる。
総評
小銭を持たないスタイルの人にはマッチすると思う。abrAsusの製品はかなり方向性がしっかりしているから、自分のスタイルと方向性がマッチすると非常に使いやすい。
現物を見たい場合、表参道にある店舗に行くしかないのが残念なところ。尖りつつも良い製品なだけに、もっと多くの人に手にとってもたいらい。
なぜ財布を変えたのか
理由は2つ。
- お釣りの収納に手間取る
- マネークリップのカード入れが小さく、免許を入れづらい
1. お釣りの収納に手間取る
お釣りがお札と小銭で構成される場合、これが意外と手間取る。買い物するとき、会計のオペレーションではお札から渡されることが多い。 ミニマルさの代償だが、普通の財布のように一体ではないのが仇となって、片付くのが数秒遅い。たかが数秒、されど数秒。後ろに人が並んでいるのであれば尚更だ。
2. マネークリップのカード入れが小さく、免許を入れづらい
これがクリティカル。免許が入らないわけではないのだが、2枚しか入れられないカード入れに入れるべきカードとして選ばれないのだ。
1枚はメインのクレジットカートであるビックsuica。余談だが、光熱費等も極力このカードで決済しているため、たまにポイントを見るとビックポイントが数千円溜まっていたりする。そしてビックポイントで酒を買い、さらにカードのポイントが溜まればルミネの成城石井なりワインショップなりで酒を買う。完璧な布陣だ。
2枚めは今はメインバンクのキャッシュカード。ポイントを貯める目的もあり、極力現金を使用しないようにしている。決済の優先度はsuica決済＞クレジットカード＞現金なのだが、それが裏目に出てつい現金を持っていないことが往々にしてあるためだ。
車に乗るようになるまではカード2枚でも問題なかったが、車に乗るようになってからカード入れに入った免許を忘れそうになることが何度かあった。俺の使っているカード入れは相当な量が入る反面かなり分厚く(ラズパイのよくあるクリアケースより一回り大きいぐらい)、ポケットに入れると邪魔で仕方ない。そして邪魔だから車の中に不用心にも置いたままになる。車の中に忘れるならまだしも持って出るのを忘れそうになることすらある。幸い忘れたことはないはずだが。
妻にも指摘されたが、いつか免許を忘れてロクなことにならないのではないか。免許不携帯というやつだ。調べると減点はされず罰金のみのようだが、そういう問題ではない。財布の中に免許が入ればそれで済む話なのだ。ちなみに2枚めのカードに免許を入れていたこともあるが、貴重なカード収納スペースに普段使わない免許が入ったまというのも使いづらく、やめてしまった。
薄いマネークリップは革2枚分と本当に薄く、そして小銭入れとの組み合わせはかなりスマートだ。薄い財布と共に、財布周りをミニマルにしたい方にオススメしたい。
