The Outpost

前哨

ウルトラワイドモニターを注文した

www.dell.com

ついに買った

ウルトラワイドモニターが欲しかったので、「AW3821DW」を注文した。到着は3月下旬予定。 昨年末からウルトラワイドモニターを買おうとしていたのだが、ついに買ってしまった。いや、買えてしまった。 到着は3月下旬予定。今は旧正月だろうから、旧正月明けから生産開始だろうか。楽しみだ。

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「生産中」っていうのがRTSっぽくていい。

なぜAW3821DWか?

タイミングとかストーリー

いくらウルトラワイドモニターが欲しいからって、いきなりAW3821DWを買おうとしたわけではない。最初はもっと安いLG 34GL750-Bを狙っていた。

www.amazon.co.jp

しかし、34GL750-Bを年末に買おうとして「6万か……安い買い物ではないし、もう少し色々調べてからにしよう……調べるのが一番楽しいんだよなあ……」とチンタラしているうちに在庫切れになってしまった。 年明けのCESで21:9の新モデルも発表されていたし、モデルチェンジの時期なのだろう。在庫が復活するどころか、到着予定日はどんどん先の日付になっていく。 一瞬Amazonで中古品(おそらくAmazonに返品されたものだろう)が出たのだが、追加保証をつけ忘れて一旦キャンセルしたらそのまま買えず。

スペックを価格.comで調べたり、Amazonに足しげく通って在庫状況をチェックしながら、どうやら俺はウルトラワイドモニターと縁がないのか?思っていた。 そんなときに見たのがこのレビュー。

note.com

読めば読むほどこいつしかない。買うならこいつだ。そう思えてきてしまった。発売直後だから、多少納期がかかってもキャンセルされることはないだろう。買える。ついに買えるのだ。

スペックの話

当初欲しかったスペックはこんな感じ。

横長のアスペクト比は、視界の左右が広がることでゲームが有利になると考えた。そして144Hz、G-SYNC、IPSパネルは目の負担の軽減と、美しい映像での快適なプレイが期待できる。

32:9のようなもっと横長の製品もあるが、価格やリフレッシュレートが釣り合わないので除外した。

比較対象だった34GL750-Bはもちろん、AW3821DWも上記を全て満たしている。

さらに34GL750-BよりAW3821DWのほうが優れている点はこのあたりだろうか。

  • HDR10→HDR600。画質のよさに期待
  • G-Sync Compatible→Ultimate。どこまで意味があるのかはわからないが
  • 解像度2560×1080→3840×1600。VGAへの負荷を考えると良し悪しあり
  • 応答速度(GtoG)5ms→1ms。ただし画質低下の注意書きあり。常用できるか?
  • サポート。どうもLGのサポートは評判があまりよくないらしい

個人的な問題だが、俺は目がすぐ疲れてしまう。AW3821DWのパネルも恐らくLG製だろうが、価格帯がそもそも違う。パネルの品質もそれに見合ったものだといいのだが。

そしてフラッグシップモデルだから、何かトラブルがあったときの対応も悪くないだろう。パネル保証も3年から5年にアップグレードした。万全だ。

価格の話

レビュー記事中で「発売直後に25%引きクーポンが配られていた」とあったのだが、現在は15%引き。高額商品なので、消費税相当の10%は無視できない。

クーポン待ちか?とも思ってDellのクーポンのことを調べたら、どうもDellのチャットサポートは値引き交渉ができるらしい。試しに「購入したいが価格がネックになっている」、「以前されていた25%まで値引きしてくれるなら、今すぐ購入する」旨をチャットサポートに伝えてみると、「上司に相談します」との回答。その後あっさり25%引きが提示された。ケースによっては「できません」と言われることもあるようだが、俺の場合は拍子抜けするほどあっさり値引いてくれた。

ただし、クーポンの25%引きとは値引きの順番が違う。クーポンは本体定価から25%引きだが、交渉はクーポンやデフォルトで入っている値引き後の価格から25%引きになるようだ。そのため、クーポンのほうが値引き幅は大きい。

半額近くまで値引かれてもまだ軽く10万を超える価格、安くはない。しかし、現行最強と言っても差し支えないスペックのモニターが、この価格で購入できるのだ。少し前なら実売価格で20〜30万だったと思うので、いっそ安いと思えてくる。

懸念点

懸念点は高すぎる要求スペックと重量だ。

フルHDの3倍近い面積を、144Hzで描画するにはそれなりのスペックが必要になる。少なくとも今俺が使っているGTX1080では力不足だろう。将来への投資とも考えているが、まずは今の環境でほどよいバランスを探る必要がありそうだ。

重量はより深刻な問題だ。モニターをメタルラックの上に置いているから、耐震が必要になる。ラック自体の耐震は、耐震ゲルでも貼ってみるつもりだ。モニターとラックの固定は、見た目はよくないがインシュロックで縛ってしまおう。倒れたりして破損したら洒落にならない。

いまの環境

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3モニタ。机は移動できるため、目の具合によって距離を変えられるが、メタルラックが軽くて重量のあるモニタを乗せるには不安がある。

どれも映りに問題はないが、そこそこ年季が入っている。正面のFS243を左に移動させるのが王道だが、さてどうしたものか。

LCD-MF241XBRは重いし発熱も激しいから引退候補なのだが、入力端子が豊富(アナログ系も可能)なのでどこかに保管しておきたい。 モニターアームに切り替えてから脚をつける方法がわからなくなってしまったので、マニュアルを探して調べなければならない。

なんにせよ、届くまで時間はある。ゆっくり考えよう。 2/26に「ご注文頂いた製品は、国内物流拠点から出荷致しました。」とメールが来た。早すぎてビビる。なんだこれ。佐川の番号も発番されてるからガチだ。

モニターは一旦RDT201Lを外して、FS2434を縦に回転させて右に。LCD-MF241XBRを左に持ってきてみよう。